3か月でセンター英語の点数を4割から9割に上げた男が語る間違った英語の勉強法(実体験)
こんにちは、珍しく真面目な "やーびー" です。
皆さんは間違った英語の勉強法をしていませんか?
今回は前回の続きで英語の間違った勉強法について僕の経験を交えながら話していきたいと思います。
長くなるかもしれませんがよければ最後までお付き合いください。
もし前回の内容を「まだみてねーよ」って方がいたら下のリンクから一度目を通してみてください。
前回のおさらい
まずは簡単に前回のおさらいからです。
英語を勉強するにあたって大切なキーワードがあります。
それは
- 音読・・・(声に出して読むこと)
- 予習より復習
- 速読と多読・・・(速読は速く読むこと、多読は多く読むこと)
- 精読・・・(正確に読むこと)
です。今回はこの前回あげたキーワードをちょこちょこ織り込みながらお話していきたいと思います。
間違った英語の勉強法
なかなか英語の点数が伸びない
という方はもしかしたら英語の勉強法が間違っているのかもしれません。
僕もその一人でした。
高3の夏休みにめちゃくちゃ英語を勉強したのですが、
夏休み明けの英語の模試の結果は、、、
センター対策模試78/200点!(笑)
泣きたくなったよね
でも泣き言を言っても仕方ないので、僕は何がいけなかったのか考えました。
クラスで英語ができる人に色々聞いたり、自分で調べたり。
そして一つの結論に達しました。
根本的に英語の勉強法を間違えていた。
どんな勉強法が間違っていたのかというと
- 文法ばっかりやっていた
- 身の丈に合わない勉強教材を使っていた
- 英語の問題を解いて、解答と睨めっこして終わっていた
- 長文をちゃんと理解せずに解いていた
- ただ黙々と黙ってやっている
・文法ばかりやっていた
こんな考えを持つ人が僕以外にいるのかはわかりませんが、
僕はこう考えていました
長文を構成しているのは文法の塊だ!⇒文法をやれば英語全体の点数が伸びる
しかしこれは大きな間違いでした。
実際は文法をマスターしたところで点数が伸びなかったのです。
確かに多少文法問題の正答率は上がったかもしれません
しかし、文法にとらわれすぎたが故に長文で文法を意識しすぎてミスを連発する
ということが起きました。
長文というのは文法に当てはめて解くのではなく、あくまで自然と問題と文章の流れに沿って解くものなのです。
くれぐれも文法をマスターしたからといって英語ができるようになったとは思わないでください。
かといって文法を疎かにする事もよくないので、やれる事はやっておきましょう。
・身の丈に合わない勉強教材を使っていた
これは皆さんの中にもいるのではないでしょうか?
僕の場合は、志望校がクラスの中でも少し高いところを目指していたのでついかっこつけて難しい教材を買っていました。
今考えると笑えてきますわ(笑)
つまり教材が求めている英語能力に僕の英語能力が追い付いていなかったわけです。
そしてその教材を使って問題を解いていき、たまたま解けた問題で成長を感じていたわけです(笑)
実に滑稽ですね(笑)
ここで注意しておきたいのが、いくら背伸びをしてハイレベルな問題集を買って実践しても、ほぼ何の成果も得られないということです。
まずは自分の今の実力を理解し、それに合った問題集を買いましょう。
・長文をちゃんと理解せずに解いていた
これがいわゆる精読ができていなかったということです。
精読とは名前の通り文章を正確に読むことです。
この時の僕は
長文問題は速さが大事!⇒きちんと訳せもしないのに速読を鍛える⇒点数アップ
と考えていました。これも全くの見当違いですね。
点数が上がるどころか下がりました(笑)
ちなみに速読とはこれも名前の通り文章を速く読むことです。
速さを鍛えるということ自体は間違ってないと思います。
ただ、順番が間違っていたということです。
実際の流れはこうです。
文章を正確に読める力を鍛える⇒読む速さを意識して鍛える⇒点数アップ
何よりもまず鍛えなければいけないのは文章を正確に把握する力なのです。
それができて初めて速読というものの価値が出てくるのです。
つまり
速読 ⇒ 精読
ではなく
精読 ⇒ 速読
と進めていかなくては何の意味もないのです。
そんな人は英語の点数の伸びにあまり困ることはないと思います。
なので、まず長文の勉強を始めるなら精読から始めていきましょう。
・ただ黙々と黙ってやっている
これに当てはまる方もそこそこいるんじゃないですかね?
他の勉強するときにも言えることですが、声に出してやるというのはとても大切なことです。
単語一つ覚えるのでも、声に出してやるのとやらないのとでは吸収力が結構違います。
人間の脳は声に出すとよく覚えられるようになっています。
なので英単語や長文を勉強するときはできるだけ正しい発音で音読してやるようにしましょう。
そうすることで単語を覚えられるだけでなく少しのリスニング対策にもなります。
正しい発音ができればリスニングで流れた時にも反応することができるようになります。
常に一石二鳥、いや一石三鳥を狙ってやりましょう。
・英語の問題を解いて、解答と睨めっこして終わっていた
はい、僕的に一番大切だと思うので一番最後に持ってきました。
これをやってしまう人は結構多いと思います。
例えば、英語の模試を受けたとします。
解答が返却された後、解きなおしをする人はそこそこいると思います。
ただ、そのほとんどが答えを見て
「ふむふむ、なるほどなるほど」
で終わってしまっていませんか?
それではなんの意味もないのです。
次に同じ問題が出たとすると99%の人が同じミスを繰り返すでしょう。
それはだめですよね?
間違ったところがわかったなら、
「なぜ間違えてしまったのか?」、「これではだめなのか?」
と原因を追究しまくってください。その過程で新たに得られる知識もあります。
逆に正解した問題でも、
「自分の考えはこうだが、それであっていたのか?」
と考えてみてください。
正解はしているけど考え方は間違っている
なんてことも少なからずあります。
それがきちんとした「復習」となるのです。
ただただ眺めているだけではそれは「見直し」です。
何の意味もありません。
また、予習よりも復習が大事といいましたが
予習はあくまでわからない単語を調べたり、文章を訳してくる程度ですよね?
それも大切かもしれませんが、そんな知識は時間が経つとすぐに抜け落ちてくるものです。
そんなものは問題集を解いているだけでもできます。
つまり、予習から得られるものに厚みのある知識は期待はできないということです。
逆に復習は自分の足りないところと真剣に向き合い、それを自分の力で解決していくことで得られる厚みのある知識です。
どっちが大切かなんて一目瞭然ですよね?
そういうことから予習よりも復習が大事だよということです。
どうせやるなら密度の濃い勉強をしましょう。
さて、全部の説明が終わったところで今回のまとめです。
まとめ
今回の内容をまとめるとこんな感じです。
- 文法にとらわれすぎない
- 自分の実力に合わない教材は買わない
- 長文を勉強するなら速読からやってはいけない
- 勉強するときはできるだけ声に出してやる
- 何よりも復習をきちんとやる!
以上のことに注意して勉強すればおのずと結果はついてくるでしょう。
僕はこれを実践することによって3か月で見事センター試験9割を達成しました。
しかし、僕が話しているのはセンター試験のための勉強ではありません。
どちらかというと2次試験のための勉強です。
その結果としてセンター試験の成績が後からついてきた感じです。
実際、英語のセンター試験の対策はほぼしてません。
テスト前に時間配分をざっくり考えただけです。
また別の機会に細かい勉強法や時間配分の秘訣などを説明したいと思います。
では今回はこの辺で終わりたいと思います。ご拝読ありがとうございました。
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最後に一言。。。日本語って世界でもトップクラスに難しい言語らしいよ。そんな言語を日常で使ってるんだから英語くらいサクッとやってやろう!